転職条件はハッキリとさせる

 転職する理由は人それぞれあると思います。収入アップを狙いたい、今の職場に不満だ、別な仕事も経験してみたい等。どのような事情であれ、転職するときには目的や希望はすぐに思いつくでしょうが、条件については「その仕事に就ければ多少は目をつぶっても・・・」と思うのは間違いです。

 

 一度就職してしまうとなかなか修正が難しいのが条件なので、どの位の条件なら応募したいとするのか、ボーダーラインをハッキリとさせておくのが大事です。具体的には以下の内容が挙げられるでしょう。

 

・月給又は年収の最低ライン
・ボーナス支給額(年間支給額)
・社会保険関係
・退職金制度
・年間休日数
・通勤距離/通勤時間
・手当関係(家族や住宅など)

 

 収入面で気をつけなければいけないのは、月給とボーナスのバランスです。月給が良くてもボーナスの支給月数(○ヶ月/年などと書かれています)が低ければ、トータルの年収ではそれほど変化しないとか、場合によってはダウンすることもあります。

 

 ボーナスは自己評価制度を導入している企業もあり、そういう企業で自己評価を謙虚な姿勢で控えめにしてしまうと、思ったよりもボーナスが貰えないという事態が起きてしまうので注意です。

 

 年間休日数は修正が効かない条件の一つです。例えば年間休日が120日だとすると、毎週土日、GW1週間、年末年始1週間、お盆休み1週間という感じの休みになります。家族や友人達との時間をしっかりと持ちたいのなら、考慮しなければならない項目です。

 

 通勤距離や時間は一番目をつぶってしまいがちな条件ですが、ここもしっかり考慮しておくべき内容です。何故なら、通勤時間も仕事の一部と考えておきべき事なのです。通勤時間が長ければ長いほど、自分の生活時間が削られていってしまうからです。

 

 「片道1時間くらいなら、電車なら通勤途中で何か出来るでしょ」と思うのは間違いです。始発駅近辺に住んでいるならともかく、途中の駅から乗る場合は席に座ることもままならないですし、通勤電車の中で立ったままでは、そう大した事が出来る訳ではありません。

 

 また、帰りも時間がかかるので帰宅時間もそれなりに遅くなります。時差通勤を狙うと朝早く起きなくてはいけませんし、それを嫌ってフレックスタイム制のところを選んだとしても、朝を遅くずらした分だけ帰りも遅くなるので、結局「自分の時間」というのが奪われていきます。自動車通勤の場合、距離や時間が長くなればなるほど天候や交通事情を考慮した通勤を考えなくてはならないので、電車通勤以上に通勤時間に余裕を持たせる必要があります。

 

 希望する仕事に就ければ自分の時間は多少減っても、と思うかもしれませんが、生活の中で使える好きな事をするための時間が減ってくると、これがストレスの原因となるので注意しなくてはいけません。

 

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一般財団法人 厚生年金事業振興団

 

 転職するという事は自分の生活パターンが変化することでもあり、場合によっては凄くエネルギーを必要としたり、就職先の選び方を間違えてしまうとストレスになってしまいます。自分が希望する職業に就くためには、譲れる条件と譲れない条件をしっかりと見極めて、自分が納得出来る会社を探すことが大事でしょう。